先日サイボクハムに行った際に撮影した写真。
AI Nikkor 24mm f/2で撮った写真(フィルムはNEOPAN ACROS 100)をスキャンしてみました。
▲AI Nikkor 24mm f/2の絞り開放
絞り開放。流石に大口径レンズ、広角でも、最短撮影距離に近い近接撮影、開放ではこれだけボケますね。
設計が古いだけあり、周辺になるほど背景ボケは流れている感じです。背景によっては、うるさいボケかもしれませんが、この作例では、あまり気にないかな。
▲AI Nikkor 24mm f/2のf2.8
この作例では1段だけ絞りました。多分シャッタースピードは1/2000ですね。こういう時は、F2の1/2000秒までのシャッタースピードはありがたいです。
もちろん、1/8000まで切れればもっとありがたいですが…。
周辺になるにつれて、収差の影響でコントラストが低下していますが、ピントに芯はあり、解像度が落ちているわけではないのがすごい。
現代の広角レンズは、ズームの24mmであっても、周辺まで高解像力で収差も殆どないレンズが多いですが、このレンズは70年代の設計ですから、周辺まで高解像力・高コントラストというのは無理な話。
ですがこのレンズは、解像度については絞り開放でも中心はかなりよく、周辺も解像力はあります。収差が出るのは致し方ないかな。
今度はカラーリバーサルで撮ってみたいです。
リバーサル、いつの間にか値上がりして、1本1600円とか…。
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