BR-2A導入
2009-05-25


昨日何気にカタログを見てて、急に欲しくなったものをヨドバシカメラで購入。

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Nikonのリバースアダプタリング、BR-2A(φ52mm用)です。
一見単なるリングです。さて、これをどう使用するのかというと…

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このように、レンズを逆向きにカメラに取り付けることが出来ます。
写真のレンズは、手持ちのφ52mmフィルタ枠では最も広角の単焦点レンズ、AiAF Nikkor 24mm F2.8Dです。
逆向きに付けるメリットは?というと、こうすることで、超マクロ撮影が可能となるのです。

では、実際どの程度まで寄れるのかテストしてみましょう。


まずはAF Nikkor 24mm F2.8Dを普通に取り付けて、最短撮影距離撮影30cmでの撮影です。

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元々このレンズ、手持ちのAF 35mmよりも寄れないレンズです。


次に、マクロレンズの定番、TAMRON SPAF 90mm F2.8D (Model172E)での撮影。
このレンズは等倍(1:1)での撮影が可能です。ほぼ等倍で撮影した結果がこちら。

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さすがマクロレンズ。レンズについているフィルタの銘柄まで寄って撮影できます。
絞りはF8です。なお、このレンズの特性として、等倍撮影では開放F値が5.6と、2段ほど暗くなります。


最後にリバースリングアダプタBR-2AとAF Nikkor 24mmを組み合わせた撮影です。

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マクロレンズをしのぐ、2.5倍の高倍率撮影が可能です。
絞りはF8。この組み合わせでは、実絞り測光となりますが、あらかじめカメラ側にレンズ情報を入力することで、このような撮影でもRGB1005分割マルチパターン測光が使用できます。
ただ、この撮影倍率ともなると、被写界震度はものすごく浅く、手持ち撮影はほぼ不可能。
またレンズ側のフォーカスリングは使えず、カメラを前後に移動させながらフォーカスを合わせます。
このため、カメラを前後に微調整できるユニットもアクセサリとして存在します。

ちなみに、リバース撮影は広角レンズほど撮影倍率を得られます。Nikonの場合、AF Nikkor 20mm F2.8Dでは3.4倍となります。


安かったので買ってみたけど、使い道はというと…まあ何かあるでしょう(笑
[カメラ・レンズ]

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