サウンドハウスのUPS1200PSを買ってみた
2013-08-01


先日のこと、我が家の無線LANが、何度つなごうとしても、IPアドレスが振られない。
よくよくルータを見ると電源が落ちてる! 隣にあったNASも電源落ちてる。
その先につながっているUPSを見ると、電源が切れている!

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3年ほど使った安物UPSの寿命が来たようです。
あえてバッテリ交換はせず、UPS本体を買い換えます。
というのも、大抵のUPS、バッテリ交換するのなら、本体ごと買い換えるのと大して値段が変わらないのです。

我が家には3台UPSがあって、震災後の計画停電でもかなり役立ったので、必須アイテムです。
今回は、いまPCに使っているAPCのES725をルータ、NAS用に回し、PC用を正弦波出力出来るものに交換することにしました。

正弦波出力とは、商用電源と同じ波形で出力できるもので、安価やUPSの多くは矩形波出力となっています。
この矩形波出力は、今時のPFC(力率改善)電源を搭載したPCだと、電源の発熱、最悪は故障の原因となるそうで、うちのPCも、この矩形波出力だと、ディスプレイにノイズが走り、PCからもあまり良さげな音がしないので、買い換えたいと思っていました。

が、正弦波出力可能なUPSはちと高め。オムロンもAPCも、2,3万円台から。
業務用の型落ちなんかはヤフオクで安く出てましたが、業務用だけに100V20Aや30A といった特殊なコンセントのものしかないので却下。
中古もバッテリ寿命が遠からず来るので却下。

そこで、正弦波出力可能で最も安価な、前から気になっていた、サウンドハウスから発売されているCLASSIC PRO UPS1000を購入してみることにしました。

なにせこのUPS、1000W600VAと割と容量が大きい上に、ラインインタラクティブ方式、正弦波出力でき、かつ12800円と内容を考えるとけっこう安価です。

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届いたUPS1000PS。サイズも容量を考えるとこんなものか。もちろん中には鉛バッテリが入っているので、ずしりと重い。
筐体はなべ小ネジむき出しと、ややチープなイメージです。
まあ動けばいいです。

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裏を見ると、コンセント2つ、PCとの通信用USBコネクタ、電話回線接続端子があります。
気になるのが、製造国名が一切記載されていらず、各種安全規格のマークもありません。
ULもPSEマークもなく、これってその辺はクリアしてないのでしょうか?
昔安全規格の仕事をしていただけに、何らマークがないのが気になります。これってまずいんじゃないかと…。
Q.C.PASSEDは、あくまで社内検査に合格した、という意味合いですし。
どこで製造しているのかが謎です。どこかのOEMでしょうか?
CLASSIC PROというブランド自体は、PA機器も扱っており、TwitterやFacebookページも存在します。


使い勝手で言えば、コンセント2つだと、PC本体とディスプレイで終了で、実際にはテーブルタップを併用するのが良いでしょう。


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接続して起動した所。
この価格で液晶が付いているのは立派です。
ただ、液晶のバックライトがまぶしすぎる気もします。特に寝室に設置する場合は要注意で、セロファンなどで遮光することをおすすめします。
入出力電圧とバッテリ残量、負荷率が表示されて便利な半面、残量表示は電圧から予測しているようで、正確さには若干の疑問があります。

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