昭和の風景そのまんまの桐ヶ丘中央商店街を歩く(1)
2016-06-25


ちょっと前になりますが、朝霞の元米軍基地「キャンプ・ドレイク」を歩いたあと、赤羽に移動しまして撮影してきたのが、北区赤羽にある桐ヶ丘中央商店街。
私がよく見るあるB級スポットを巡るHPに紹介されていまして、前から気になっていました。

東京は、案外地方都市よりも昭和の風景が残っているのですが、ここもその1つです。


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商店街の正面ですが、いきなり昭和枯れすすき感が漂いますね。
団地もいかにも昭和40年代風ですが、実際Wikipediaで調べたところ、もともと陸軍施設のあった場所に、昭和30年代から40年台にかけて作られた都営団地ですから、ご多分に漏れず、住民の高齢化が進んでいる団地の1つでしょう。

正面切ろうと思ったのですが、写真にあるように入口付近でおっさんが睨みを効かせていまして、チキンですから正面からではなく裏からぐるっと回ってくることに。


※ブログのカテゴライズは便宜上「廃墟」になっていますが、現役の物件も多いので、ご了承ください。

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団地はまだまだ生活感があって現役なものの、見ての通り1階部分の店舗はほぼシャッターが閉じていて、見事なまでにザ・シャッター街です。

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昨今、デジタルカメラの普及で、街のDPE屋さんがどんどん消えていますが、こちらはデジタル普及以前から閉じている感じです。
フジカラーの純正仕上げのお店だったようです。フジといえばリアラ仕上げとか、懐かしいですが、知ってる方いますかね?
だいたい、看板の電話番号が3桁な時点で、相当古いですわ。ちなみに東京の市外局番の4桁化は、一部を除き1991年です。

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この手の古い町並みにありがちな、日本共産党ポスター。言い方は悪いですが、老人と生活保護の方々が多い場所によく貼ってありますからね…
米屋はだいぶ前に閉店したっぽいですが、奥には唯一、リサイクルショップが現役です。


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アーケードの歩道は割と広めだからか、商品の洗濯機が歩道に置かれているのも、ありがちですね。ですがこれ地方都市じゃなく、東京なんですけどね。国旗がぶら下がっているのが多国籍感漂わせます。実際、こういう場所では外国人もちらほら見かけますからね。


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[OLYMPUS PEN E-P5]
[M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8]
[廃墟]

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