Nikon AF-P NIKKOR 70-300mm f/4.5-5.6E ED VR発表に思うこと
2017-07-12


Nikonより、AF-P NIKKOR 70-300mm f/4.5-5.6E ED VRが発表されました。

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AF-Pとあるように、Pはパルス駆動、俗に言うステッピングモーター採用のレンズです。

Nikonは、2016年9月のAF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR発売を皮切りに、主にDXフォーマットの安価なレンズ向けに、AF-Pレンズを採用してきました。
DXフォーマットの標準ズーム、望遠ズームのNikon AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR、先ごろ発売の広角ズーム10-20mmと、いずれもDXフォーマットで、安価ながら画質は良いと評判です。
ただし、AF-Pに対応するボディが限られています。

Nikonによれば、AF-Pレンズを使用不可能なボディは以下の通り。

"デジタル一眼レフカメラのD4シリーズ、D3シリーズ、D2シリーズ、D1シリーズ、D800シリーズ、D700、D610、D600、D300シリーズ、D200、D100、D90、D80、D70シリーズ、D60、D50、D40X、D40、D7000、D5100、D5000、D3200、D3100、D3000、およびフィルム一眼レフカメラでは使用できません。"
※2017年7月11日午前までの表記

ほんの1世代前のボディはもちろん、現行機であるD610も使用不可。
それでもD610はFX機ですから、わざわざあえてDXレンズは使用しない、という想定のもの、対応しない、というならよいのですが、今回FX用望遠レンズが出ることで、さすがに現行機で非対応というのは如何なものかと思います。
※2017年7月25日発表のファームウェアにて対応しました。

ところが!

今回発表されたNikon AF-P NIKKOR 70-300mm f/4.5-5.6E ED VRについては、

"・デジタル一眼レフカメラのD2シリーズ、D1シリーズ、D200、D100、D90、D80、D70シリーズ、D60、D50、
D40シリーズ、D5100、D5000、D3200、D3100、D3000、およびフィルム一眼レフカメラでは使用できません。"

となっており、実質的にD3/D300以降のボディ(ただしD5000,D5100,D3000~D3200を除く)は対応することになります。

この違いは何か?とよく見てみると、
AF-P(Gタイプ)とAF-P(Eタイプ)の違いなんですね。

で、改めてNikonのHP(http://www.nikon-image.com/products/lens/combination/#section11)を見ると、

"GタイプのAF-Pレンズとの組み合わせによる制限事項をご覧頂けます。"

と書き換えられており、

"AF-PのEタイプレンズとの組み合わせによる制限事項については以下製品ページをご覧ください。

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[カメラ・レンズ]

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