一輪だけ咲きそうなカーネーションの蕾を撮ってみた
2017-10-23


日曜日は台風の影響で大雨。
子供のスイミングに行く以外は、家でおとなしくしていましたが、今年の母の日にかったカーネーションが、一度枯れかけた後復活し、今一輪だけ蕾ができているので、マイクロニッコールで撮影してみました。

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カメラはD850ではなく、D810です。何故かと言うと、このようにスピードライトSB-900を、カメラに装着ではなくワイヤレスで発光させるには、D810の内蔵スピードライトがコマンダーになるため、D850のような内蔵スピードライトがないカメラは、カメラ単体では出来ないんですよね。
内蔵スピードライトがない方が、ペンタプリズム周りのデザインもスッキリして、PCニッコールのようなシフトレンズとの干渉が抑えられるという利点もありますが、いざという時の発光や、ワイヤレス発光のコマンダーとして使えるので、有無は一長一短だと思っています。

D850で同じことをしようとすると、SB-5000にWR-R10/A10、またはSB-5000以外のフラッシュをD850に装着して、コマンダーとして使用しなければなりません。
従来の赤外線制御のワイヤレス制御から、電波制御に対応となって、一見便利で確実性は増したものの、別売りのアクセサリが必要となっていて、一概に便利とはいえなくなっています。

さて、SB-900はカメラにクリップオンだと、マクロ撮影では光を被写体に当てられないので、上の写真のようにワイヤレスで直接光が被写体に当たるような撮り方をしています。

これから3つの作例を掲載しますが、光の当て方、調光一つでこれだけ変わります。

いずれも、Nikon D810にAiAF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D + SB-900(ワイヤレス発光)です。
絞りはマクロ撮影故に絞込みF29、シャッタースピードは1/250秒でマニュアル撮影です。

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●TTL-BL調光

こちらはTTL調光。背景の露出も考慮するため、全体的に均一な露光にはなりますが、主体がぼやけてしまう印象。


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●マニュアル発光(1/64)

SB-900のからの光の向きを変えて撮ってみました。
マニュアル発光で、背景は絞り込んでシャッタースピードも上げているために暗くなっていて、被写体のみにフラッシュ光が当たり、蕾が浮かび上がるように撮ってみました。
光の当て方だけでも、これだけ表情が変わります。面白いです。絞ってもまだ被写界深度が浅く感じます。
同じ状況でも、ここまで写り方は変わるのです。

これはSB-900一灯のみですが、これを複数にして、あらゆる方向から当てれば、表情も更に変わってきます。
ライティングは本当に奥が深いですね。
[写真]
[Nikon D810]
[AI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D]

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