リアパネルは、Nikon純正のモノクロ液晶とは異なり、小型ですがカラー液晶となっています。画面は小さめですね。
ボタンも純正より少なく、十字キーとセンターキーという構成です。
カラー液晶は、ややぼやっとした初期のカラー液晶のガラケーのような映りで、画面も小さいので、モノクロ液晶でも純正のほうがさすが見やすい感じです。
Nissinのようなサードパーティ製のスピードライトを使う場合のデメリットとして、1つ目は撮影データ(Exif)にスピードライトの情報が正確に反映されないことでしょう。
ちなみに、Di866 MarkIIは、ExifによればNikon SB-800と認識されているようで、上のAir Rを撮った際は、D810にDi866 MarkIIと取付けてマスターとし、ワイヤレス増灯でSB-900を使用しましたが、上記写真のセッティングで撮ったにもかかわらず、Exifでは、マスターもAグループも、Mモード1/1という表示になっていました。SB-900をマスターにしたほうが良いかも?
2つ目は、ディフューザーやカラーフィルタ使用時の色温度情報のカメラへの伝達は本機種では出来ません。
Exifに反映されないことは、さほど大きな問題ではないですし、色温度情報伝達も、これはこの手のアクセサリを併用する場合は、基本的にマニュアルで、事前にテストをしながらの撮影となるので、やはり大きな問題ではないでしょう。
基本的にTTLメインで、難しいことは一切やりたくなければ、純正の安定性が光ると思いますが、ライティングを色々やるなら、純正に拘る必要はないですからね。
もちろん、本スピードライトも、i-TTLやFP発光にも対応するので、実際の使い勝手は今後検証するつもりです。
なお、最新のファームウェアは、Nikon用は以下のバージョンとなり、これが最終アップデートだそうで、最近の機種であるD850やD5600は、動作確認は行なっていないようです。
が、より古いSB-900がD850で何ら問題なく使えていますし、NikonのCLS対応の本スピードライトも、事実上は問題ないでしょう。
Di866 MARK2 ニコン用 Ver 1.4(内部バージョン10-7) 不具合修正ファームウェア(2015/05/18)
当然、Nissinダイレクトでの購入なので、ファームウェアは最新バージョンとなっています。
発光耐性がどの程度あるか気になりますね。古い機種なので、既にレビューは多数出ていて、発光し続けると過熱で唐突に止まる、という意見もありました。
純正のSB-900や最新のSB-5000のように、内部温度表示は本機種にはないので気になるところですが、今の所結婚式のようなガンガン発光させる機会は予定がないので、その点は今の使い方では問題なさそうです。
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