今まで安定性と信頼性を重視して、純正スピードライトしか使ったことがなかったのですが、Nissinは定評がありますし、Di866 MARK IIは純正よりガイドナンバーが大きいということで、物は試しです。
SB-900より照射範囲が狭い(SB-900はワイドパネル併用で14〜200mmレンズ対応、Di866IIはワイドパネル併用で18〜105mm対応)ですが、実用上はそれほど問題ではないでしょう。広角がちょっと弱いかな。
機能的には、Nikonのi-TTL-BL調光にも対応し、後幕シンクロやマニュアル発光や外部自動調光、FP発光にも対応と、Nikon純正と同等です。
また、単体でNikon純正の赤外線式のワイヤレス発光(Nikon CLS)にも対応、ボディ内蔵スピードライト、またはSB-900などをマスターとして、ワイヤレススレーブ発光可能です。TTLやマニュアルの調光も、カメラボディ側から制御可能で、概ね純正スピードライトと同様に使えます。
付属品が、例えば純正はディフューザーやカラーフィルタが付属しているのが、Di866 MarkIIでは付属していない、といった細かい違いはありますが、ディフューザーやカラーフィルタは必要なら別途買えばよく、それよりもGNが大きいスピードライトながら、価格的な魅力があるのが本機種の強みでしょう。ちなみに現役で販売していた頃は3万円台だったようで、純正最上位機種よりはぐっとお安いですね。
ワイヤレスレシーバーのAir Rは、今の所Nissinの電波式コマンダーがないので使い道はないのですが、レシーバー自体はNikonの純正ストロボも使えますし、マニュアル発光ならどんなストロボでも使えます。
ですから、そのうちコマンダーを入手したいと思いますが、ワイヤレスコマンダー/レシーバーは、香港の
Castus V6やV6IIも割と評判がよく、スピードライトのメーカー問わず使えるようなので、悩みどころですね。
Nikonも
SB-5000から従来の赤外線式に加えて、電波式ワイヤレス発光に対応していますが、今の所、電波式対応機種がSB-5000のみ、また別途ワイヤレスコマンダーのWR-R10と、D850の場合は変換アダプタのWR-A10も購入しなければならず、電波式へ対応するためのコストパフォーマンスがイマイチで、旧スピードライトへ対応するようなレシーバーもなし。
そんなわけで、ワイヤレス増灯は、最近は多機能で融通が効くサードパーティメーカーのコマンダーとレシーバーのほうが人気となっています。
今はスピードライト自体もGodoxやYoungnoなど中華製の格安品から、Profotoなど、選択肢が多いですからね。
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