千葉遺構撮影ツアー最後に訪れた場所。
本当は、この近くの廃船「東港丸」を見たかったのですが、いざ行ってみると見当たらず。
長らく放置されていて、他の船の邪魔だったようですが、おそらくは撤去解体されたのでしょうね。
放置された廃船は、街中の港では珍しいので、どんなものか見てみたかったのですが…
ここは予定に入れていなかったのですが、ふと目についたので行ってみました。
というか、知ってはいたのですが、さほど見るべきものはないかなとスルーしていました。
それにしても見事な蔦です。
他の方のブログなどを見ると、数年前はまだここまで蔦はなかったです。
ホテル正面。
廃虚歴は十数年とされています。2018年には、侵入者6名が捕まって書類送検されたそうです。
まあ6人もぞろぞろ入ったら、そりゃ目立ちますわ。
それ以来、元々ベニア板だけだった入り口の封は、現在では写真のように鉄板でガードされています。
いやそれにしても見事な蔦が、きれいに生えています。
引きの絵しか撮れず、広角ズームでの撮影となりました。
こういうときにシフトレンズが欲しいのですが、手持ちのPC-Nikkor 35mmだと、ちょっと中途半端なんですよね。
PC NIKKOR 19mmが欲しい。
窓柵の一部は崩壊するなど、建物の老朽化が目立っています。
潜入者のブログを見ると、内部も1階は水没、壁や天井の一部が崩壊して、現状はもっとひどいのでしょう。
みほし館の向かいの建物、まだ新しそうですが、こちらも未入居状態。
不動産の管理地となっています。Googleストリートビューで見ると、数年前にはバーも入っていたようですし、現在と建物の色が違いました。
リフォームして外壁も塗り直したのかもしれませんが、目の前が廃ホテルゆえ、日当たりも悪く、借り手がつくのは難しそうです。
実はこの周辺、廃虚とは言いませんが、管理物件だらけでした。
負の連鎖なのかな…
みほし館裏手。
ストリートビューではなかったガードが。
ここ1年で施工されたと思われ、建物の一部が崩落し始めているための措置でしょう。
1階の窓は、かなり以前からベニア板で塞がれている様子。ベニア板のされていない箇所からは、破れた障子が見えます。
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