陸上自衛隊霞ヶ浦駐屯地見学
2013-09-09


子育てに忙しくてなかなか更新ができていませんが、先週金曜日に行ってきた、陸上自衛隊霞ヶ浦駐屯地の見学のご紹介を。

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補給処倉庫内。写真は自動化されたコンテナで、ここだけ見ると、自衛隊の施設というよりは、一般の倉庫会社の内部のよう。
かなり大きいです。3.11の震災では、保管中の部品が落ちたりしたそうで、現在は地震が来ても落ちないように、蓋をしたり柵を大きくしているそうです。
ここでは武器弾薬以外の、車両など装備品の部品を管理しているとのこと。


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分解整備中の3・1/2tトラック(旧73式大型トラック)。
このように、ボディだけでなく、足回りなど、何もかもをバラバラに分解して整備しています。
一部は民間に委託しますが、技量保持のため、このように自衛隊でも分解整備は行っているそうで、塗装なんかも、きちんとマスキングして行います。
自衛隊の仕事の多彩さが分かる一コマです。

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こちらも分解整備中の1/2tトラック(旧73式小型トラック)。民間整備工場と変わりませんね。
というか、その辺の自動車メーカー系ディーラーより高度な整備をしているような。

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こちらは高機動車のタイヤ内に入れることで、パンクしてもある程度の走行を可能にするもの(名称失念)で、アルミ製でけっこう軽量。簡易的にランフラットタイヤにできるそうです。
主に海外派遣に使われる車両に使用されるそうです。
ここでは、国連平和維持活動などで海外に派遣される車両の整備、特殊装備の取付を行っています。


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外された高機動車のボンネット。FRPせいなので軽量です。
長期間使用すると、FRPゆえクラックが入ったりするそうで、そうした場合に交換します。
写真のものは、UNシールの位置出し用にとっておいてあるそうです。貼る位置が細かく規定されているそうです。

でもって、おまちかねの…

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AH-64D ロングボウアパッチ。航空祭なんかよりも間近で見させてもらいました。
自衛隊には現在11機まで納入。予算は13号機までで、以降の取得は未定。
スティンガー対空ミサイルを、AH-64Dでは自衛隊が初めて標準装備しています。

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ノーズには照準用のカメラがあり、コックピット下には、強力な30mmチェーンガンが装備されています。


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わざわざ、この見学のために、別の格納庫から運んでもらったそうです。
本当にありがとうございました。
翌日の航空自衛隊百里基地航空祭展示のため、見学後すぐに滑走路に出されていました。


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[Nikon D800]
[AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED]
[軍事・自衛隊]

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