昨日の続き。
いよいよメルセデス・ベンツ GLA 45 AMG 4MATIC Edition1の試乗です。
見ての通り派手です。ちょっと恥ずかしいです。
羽が生えていますし(笑)、ホイールは20インチです。
本来コンパクトなSUVとして仕立てられたGLAですが、そこに直列4気筒DOHC2Lのターボを搭載。GLA 250用の2Lターボとは別形式のエンジンが載り、360馬力ものパワーをたたき出します。
ちなみにGLAのベースグレード、GLA 180は1.6Lターボで122馬力ですから、実に3倍もの開きがあります。
お値段も、GLA 180が351万円なのに対し、GLA 45 AMGは810万円。そこにオプションが色々載ると、1千万円近くなります。
運転席の質感はさすがに高いです。メルセデスですねぇ。ただ、やっぱり中も派手で、ギラギラしていて品がないとも言えます。
面白いことに、エンジンはキーを捻るタイプなんです。もはや一般的になりつつあるプッシュスタートスイッチではないんです。
中はハッキリ言って広くはないですね。
シートはさすがAMG、かつ高出力車だけあり、セミバケットシートになっていて、着座位置も並のセダンより低いくらいです。全くSUVっぽさはありません。
リアシート。赤いシートベルトがワンポイント与えていて、これはこれで良い感じです。
テンキーを配したパネルがあり、スイッチ類も最近の国産車にありがちな、見た目だけで使いやすさなど無視したタッチパネル式ではなく、オーソドックスなボタン式です。
シフトレバーはもはや電気スイッチで、どのレンジに入っているかがわかりづらいのが難点。
Pレンジはシフトレバー手前のPボタンを押さなければなりませんし、パーキングブレーキは電動式で、ハンドルの右下側にあります。
もはやこのサイズの車でも当たり前のリアのエアコンアウトレット。ただこの辺りは、ベースグレードの質感のままですね。
それでは早速走り出します…が、一般的なトルコンATのようなクリープ現象は全くなく、結構踏まないと発進しません。
一般のAT車なら、チョンと足をアクセルペダルに乗せる程度で走り出しますが、GLA 45 AMGは、感覚的に2割程度踏まないと走りださない印象。
しかも、極低速はパワー感があまりなく、低速トルクは細い印象。もう少し踏むと、いきなりドッとパワーが出てきます。
パワー的には4.5LのNAエンジン並みなのですが、やはり2Lターボらしいエンジン特性です。
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