【千葉遺構撮影ツアー】旧陸軍技術研究所富津試験場跡1
2019-08-15


本来の最初の目的地だったはずの、旧陸軍技術研究所富津試験場跡(通称富津試験場)。

富津岬は何度か行ったことのある場所でしたが、富津試験場の遺構は、存在は知っていたものの、なにか地味な存在な感じがしてスルーしていたのですが、せっかくの後輩のリクエストなので、行ってみることに。

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この時点では、まだ現地は晴れていましたが、遠くには黒い雲が迫ってきている状態。
実際、ここまで歩いていて急に小雨が降り出したりと、不安定な気候。ちょっと雨が降って急に晴れたりするので、気温も下がらないどころか、湿度も急上昇して、不快指数も急上昇。汗ダラダラです。

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富津公園の中央にある池の中に、砲台跡があります。
先に砲台跡のある島の頂上に行くと。展望台は落下物ありとのことで閉鎖中でした。

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最初に目についたのは、円弧状の石垣。これは観測壕だそうです。

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富津元州堡塁砲台跡と称されている場所ですが、古いコンクリートのこの場所に砲台があったわけではなく、実際はこの写真の左側似あったようです。
奥に行くと…

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「拓魂」というプレートが貼られていますが、これは後に付け加えられたもので、元々は射撃方位盤か何かが載っていたと思われます。

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この階段のある部分は、コンクリートで塞がれていてなんだかよくわかりませんが、観測所があったそうです。

地元函館だと、函館山にあった砲台跡や壕なんかは、説明の看板が立っていたりするのですが、この場所には一切そういったものはなく、なんのために保存しているのかわからなくなってしまいます。

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階段を降ると、ぽっかり穴が空いている場所があります。

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この穴は高さがあまりなく、屈まないと中には入れません。
戦時中の日本人成人男子の平均身長は160cm程度だったようですが、それを考慮しても、やっぱり低いです。

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[Nikon D850]
[AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR]
[廃墟]
[AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR]

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