Nikon初のAPS-Cフォーマットのミラーレス一眼となります。
ちゃんとグリップと前後にコマンドダイヤル、そしてレンズ同軸上に搭載のEVF。
エントリークラス〜ミドルクラスの中間ですが、EVFレス、あるいはレンズ光軸からオフセットしたEVFではなく、グリップのないカメラではないのが好感が持てます。
元々2011年のNikon 1シリーズからミラーレス一眼を販売していたので、エントリークラスのミラーレス機自体は初めてではないものの、周知の通り、2015年発売の
Nikon 1 J5を最後に新機種はなく、販売から撤退しました。
それと入れ替わるかのように、フルサイズミラーレズのZマウント機Z 6とZ 7をを2018年に販売開始、しかしこれらは価格的にもミドルクラスとなり、一般向けではありませんでした。
Z 6とZ 7販売から1年、ようやくDXミラーレスが販売となりました。
価格は、執筆点ではまだ発表されていませんが(10月12日10時予約開始なので、それまでにわかるはず)、レンズキットで11〜12万円程度と言われていて、結構戦略的に思います。
ライバルと言われるSONYのα6400より少し安いくらいです。
初値でこの価格なら、価格がこなれてきたら、なかなか魅力的な機種になるでしょう。
ただ、すでにAPC-Sミラーレスで先行する各社に対しては、出遅れた感が否めないのも事実。
ライバルのCanon、SONY、Fujifilmはこのあたりは売れ筋で、相当力を入れています。
CanonはEOS Mシリーズで徹底攻勢し、今やAPS-Cミラーレスではトップクラスの売れ行きです。
特に、EOS Kiss Mは、一眼レフ時代からのEOS Kissシリーズの知名度が高いため、一般客が多く訪れる電器店での販売も好調なようです。
▼Canon EOS Kiss M
実際電器屋のカメラコーナーでは、EOS Kiss Mの商談をしている人はよく見かけます。
CanonはEOS Mシリーズ用のEF-Mレンズと、同じくミラーレスのEOS RシリーズのRFレンズで互換性はないのが興味深いです。
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